家づくりのパートナーとあなたの出会いの関係

高度成長期から続く今の家づくり・・・

あなたとの出会いにも莫大な経費が掛かっているのです

新築や家づくりを供給するプロと現在の家の建て替えや土地を買ってからの新築や分譲や建売、中古住宅を買ってリフォームをするなどを考えている消費者とのなにげないその出会い。実は、あなたにすればその些細な出会いやきっかけであっても、莫大な費用がかかっているものなのです。

参考:建て主の立場からのオハナシはこちらをご覧ください。

ここでは、業界のプロの立場からのハナシをします。

まず住宅&不動産業界のプロがあなたと出会うためには、何らかのカタチで消費者に自分たちの存在そのものをわかってもらわなければなりません。そのための方法とすれば、ハウスメーカーや建築家、工務店などでそれぞれ違うのですが、次のようなものが思い浮かびます。

 

● 新聞などの折り込みチラシを配布する

● 住宅雑誌に掲載する

● 住宅展示場などにモデルハウスを建てる

● インターネット内での告知や広告掲載 

● テレビや新聞広告などの媒体を使う

● 紹介などによる口コミ

おそらくこの6つの方法となり、逆にいえば、この6つの方法しかないということで、この現状は、実は恵まれていて少し前までは、その告知方法は、チラシと展示場とコマーシャルしかなかったのですが、こうして考えてみればインターネットの普及は、やはり画期的な情報収集の手段となったわけであり、しかしながら情報収集の敷居は低くなった分、その情報が混乱して整理ができないほどあふれてしまったというのも皮肉な現象です。

 

そこで、ここでは建て主や施主の立場でもある消費者に対して売る立場であるプロの視点からは、それぞれにどれぐらいのコストがかかるものなのかを意識しなければなりませんのでそれらをお伝えしていきます。

● テレビなどによるコマーシャルでの告知 
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まず零細を含めた中小企業である工務店などは、絶対に手を出すことはできないのが、タレントを使って放送されているテレビコマーシャルです。その点、上場もして資金も豊富な全国展開しているハウスメーカーは、そのCMを相変わらず繰り返しテレビで流していますが、それは少し不景気となると途端にその回数が減ったりして非常にわかりやすくなっていますが、それだけ経費負担が大きいものなのであるということも予測できるかと思います。 

 

この手法は、全国展開をするハウスメーカーだからできる告知方法であり、イメージも大切なハウスメーカーとしては、安心やブランドの構築費用としては、ある程度仕方がないと思われます。

 

ですので、中小企業である工務店や地域で活動する住宅会社などでは、全国展開をする必要もなく、それぞれの地域性もあり、その広告宣伝費用が、新築1棟ほどの広告宣伝費であるとして考えれば、経営者からすれば常識的にはしないというより〝できない〟という結果になります。

 

これを逆手にとっているのが〝〇〇工務店〟という名のハウスメーカーであったり、工務店でありながらハウスメーカーのように見えるフランチャイズです。

 

でも今の時代では〝安心〟という印象に繋がるであるはずのコマーシャルをしていても、ある日突然倒産したりしてしまうような世の中になっているので、この〝安心〟という信頼は、少し前に崩れたのでそれほど魅力もなくなりましたので余計に派手なコマーシャルをあえてする必要はない!と経営者は判断します。

 

しかし今では、地域を中心としたケーブルテレビなどではコストが安くできますので、そこでのコマーシャルは、地域の工務店や中小企業でも放送できるという現象があります。でも一般的には、テレビしか見ない方とは、優良工務店や地域の住宅会社とは、知り合う機会がない!ということになり、大切な家づくりであるのに消費者のその依頼先の選択の範囲がかなり狭いので、結果的に高コストとなるリスクがあると感じております。

 ●家づくりの関連雑誌への掲載
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先に言っておきます。皆さんが手に取りやすいフリーペーパーや低価格の住宅雑誌への掲載は、取材ではなく広告であり、それらの雑誌への掲載は、ほとんどのケースで高額な費用が必要となっています。

 

その掲載費用というのは、経営者にすれば大きな投資として考えて、反応期間も考慮すれば、短期であるにもかかわらず契約できる保証もないのでそのリスクも高く、仮に問い合わせがあっても、他社のようにハウスメーカー系の家づくりをしているような住宅営業マンを抱えているような会社に〝営業力と提案力〟で勝ち進まなければいけません。

 

ですので、工務店にしてみれば、どれだけ高い施工力や魅力的な価格である会社でも、この〝営業力と提案力〟の部分で他社に負けない自信がないと消費者に選ばれることはないということが言えるのですが、ここで錯覚がおきるのが、営業力と提案力がある会社は、施工力も価格力もあると誤解される点です。

 

“雑誌に優良な会社が無料で掲載されている”と思っている方がまだ多いようですが、これらのように雑誌のほとんどは広告であるので、その掲載費用は、100万から200万程度の費用が必要となっていて、ちなみに掲載されている工務店の審査基準は、基本雑誌社側は〝広告〟と考えているのでとても低く曖昧であるともいえ、雑誌に掲載ているから=(イコール)〝安心できる会社である〟という事ではないので気をつけてほしいです。

 

つまり、その費用さえ出せば、どんな会社でもほぼ掲載できるということになっています。だから無料で配布されるフリーペーパーの理屈と同じで、それを発行している会社が中心となって販売されるから、毎回200万以上の費用を出して掲載していた会社が、ある日突然、経営破綻したという現状も理解できるかと思います。もちろんその件について雑誌社(テレビでも新聞でも同じ)は、あくまでも〝広告〟であるので、それについて一切触れることはありません。

 

こんな背景からも、経営者とすれば、雑誌に掲載する事はある意味、高い経費をかけているので、リアルな世界の住宅展示場と同じ感覚で、資料請求があった途端に他社に負けない営業合戦をしなければならず、その理由は、それだけ大きな投資をしているからなのであります。

 ●インターネットでの告知 

スマホがこれだけ普及するとあらためてネットは、大変便利なものと痛感されているかと思います。地図や天候やニュースなど何か知りたい時にグーグルやヤフーで検索さえすれば、それらについての情報が溢れるほど沢山出てきます。

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このインターネットがまだ日常的でない頃の家づくりをする際に消費者に入ってくる情報は、コマーシャルか、経験者の友人から聞くか、家づくり営業マンからのおハナシしかなかったのが現実で、コマーシャルで見た住宅展示場に行けば、とても入りやすいモデルハウスがあり、住宅に対して家族が夢を抱き、いざ家づくりを進めていくと意外にも簡単にすすんでいったりしてましたが、こんな家づくりがこれまでは、あたりまえだったし、それに対する反論などの情報もあまりなかったので、なにも疑う事もなくオハナシも素直に聞けたかと思います。

 

ところが、売り込む立場の営業マンのお話を聞くまでもなく、今の時代では、とっても簡単にしかも、好きな時間にインターネットで無料で情報を収集できたり、資料請求できたりしますが、いざ欲しい情報を集めてみると偏った考えも集まり、不安な要素も増え、情報と同時に不安になる情報も増えて、楽しい家づくりのはずが、不安や不愉快な家づくりと変わっていくことにもなりますが、高度成長期の時代の家づくりも残しつつ、情報社会で洗脳したり、刷り込ませるように情報を発信している。これが現在の家づくりの姿といえます。

 

そのネット上にあるホームページでも、結局は、情報を得ても、何を見ても都合のいいなにかを“売る立場”の人からの情報発信であったり、検索で上位にランクされているからといって、これまた検索会社に〝広告費用として払っている〟だけなので適正な対応をされる会社であるとも言えませんし、ここでもやはりそれなりの資本がある会社が上位にランクされるお金が絡んだ広告合戦が繰り広げられています。

 

つまり、販売・契約を目的とした人からの情報発信なので、ネットの世界でも本であってもセミナーでも、まずその主催者の本業を理解した上でその部分をある程度、割り引いて、自ら冷静に判断していかないとあなたの家づくりが大きく揺らぐことになります。

 

ということは、どれだけ適正価格でいい職人さんと心あるいい家づくりをされていても、これらの販促活動やパソコンに疎い、日常業務である現場を中心に活動されている中小の工務店は、高額の金額を投資しなければ、ここでもどうしても選ばれるためのステージには上がれない立場となってしまうのですが、これっておかしいですよね。ずっと業界に残していきたい〝心〟ある家づくりをされている会社が、そのステージに上がれない世界。

 

ですので、先ほど申し上げたように検索に引っかかるから、心あるいい会社とは言えないのも今のネットの世界で、消費者目線で、ネットを見て色々と迷い始めたら、いま一度クールダウンをすることが大切なことであり、これからの時代は、その情報が適正かどうかの判断も必要となっています。 

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