◆最適な依頼先を選び、いよいよ着工


◆最適な依頼先を選ぶ


すべての条件が整い、あなたにとっては、まるで結婚相手を見つけるような感覚で1社のみ家づくりの依頼先を決めることになります。それが決まれば、結婚届け、つまり契約となりますが、ここでの注意点があります。


契約押印1.jpg


先でも警告しましたが、この時点では、追加工事やその金額などに関して決して曖昧なままで進めるのではなく、できるだけ数量と価格など根拠を確認した上でご契約するように心がけてください。それらの見積もりの数字に明細までありますか?

 

特にハウスメーカーで“営業”という立場のお仕事である彼らは、1日【厳密にいえばひと月単位】でも早く契約を・・・と希望されますので、優しい心を持った消費者(建て主・施主)であるほど彼らに同情して、どうせ契約するのだから言われる通りに少しでも早く…と思われるかもしれませんが、彼ら組織は、担当者が変わると途端にあなたの優しさを逆手にとることになります。

 

ですから、くれぐれもあなたは、契約後いくら費用が増えるかどうかもわからないような状態で契約をすることだけはしないでください。特に会社や担当者の都合だけで契約を急かすような相手は、余計にご注意ください。

 

契約後に出される価格は、既に比較する相手つまり競合先がないのであなたは比較できないから、他社の見積もりを取ったりしての相場がもわからず、あなたが要望することであれば、その価格が市場価格よりも少々高くてもきっとするだろう…と彼らは考えるのです。

 

これがいわゆる曖昧な根拠なき見積り価格である概算や別途や追加、オプションという言葉で片付けさせられる工事がこれらにあたりますのであなたのご家族だけは、くれぐれも釣られた魚にだけはならないようにしてください。

 

契約する前に消費者に不利になりがちな支払条件や保証等に関しての説明や工期に関しての確認、契約した段階で、あなたが仕様や性能などにも納得できていて、大枠の工事費用もつかんでいる状態であるなら、あとは工事に対して注目すればいいだけです。



◆いよいよ工事が始まり、そして引き渡されます。


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これまで打合せをして確定して契約した内容に基づき、役所(行政)にこんな家を建てます!という“建築確認申請書”を出すことになり、この申請の許可が下りてからいよいよ着工となります。


解体工事があれば、現存する住宅を壊して、地鎮祭となり、図面通りになるよう実際の土地で建物の配置を確認したのちに基礎工事をおこない、家のカタチである構造体が姿を現し、上棟となりますのでこの段階までは、あっという間の感じで誰しも早く感じることができるでしょう。


しかしここからは内装工事や屋根や外装、設備関係など様々な職人が工程によって、現場に入り完成していきますので、これまで図面やCGなどのイメージしか見たことがなかった空間が実現していきます。

 

現場写真.jpgそれらの現場は、最初の頃は広く感じますが、次第に壁ができはじめ、部屋もまだ家具などがないのでまだ広く感じますが、時間をかけて現実の空間となっていきます。

  

下請けで価格も叩かれて嫌々仕事をしている大工さん(時に外人も)が手がける家と違って、釘一本一本に気持ちを込めて打つ大工さんやそれぞれの職人さんが笑顔でしてくれている現場は、その“気持ちと出来栄え”が全く違いますので、とても良い家ができますが、この感覚は、家づくりがはじめてのあなたでも何となくご理解いただけるかと思います。

  

ここまで進め方や選択を間違っていないあなたの家づくりは、きっと気持ちのいい現場となることでしょうし、この職人さんたちも全て、あなたの家づくりをするために集まった“ご縁”と言えます。


あなたの選択は、入口の部分さえ整理できたら、はじめての家づくりでもきっと失敗しません。もちろん成功するまでに3回も家を建てる必要などありません。