はじめに
こんにちは ハウスネット家づくりサポート&相談室事務局代表の多田です。これまでメールを含め、全国から沢山の方からご相談をうけましたが、実は対応などのトラブルや悩みが一番多いのが不動産購入時や不動産会社が絡んだ話です。
あなたがそろそろマイホームを…と土地探しや中古住宅に限らず新築・中古マンション、分譲などを探す際に具体的に進めはじめると避けて通れない不動産会社。どうやら彼らとオハナシをすればするほど不思議な業界といえるのですが何かしらの“胡散臭さ”が見え隠れして、“不安”になる方が多いようです。
確かに皆さんも、自然にお金がらみの悪人の代名詞のように使われていませんか?
なんか、あの人、不動産屋みたいやなぁ。。。
よく耳にする事もあるこの言葉で、皆さんはどんな方を想像されますか?
ドラマや映画のシーンでそれらはイメージされていて、頭はパンチパーマにサングラス、キンキラキンに光る腕時計にブレスレットやネックレス。車は、ベンツで、時には葉巻をくわえている役者のその姿を思い出す方が多いのではないでしょうか?あの札束を積むシーン。金融関係の映画などで必ず絡むのが不動産会社などであります。
そういう身なりの人と会ったり、見かけては、それらのイメージで私も未だに自然と“柄悪いなぁ〜まるで不動産屋みたいだなぁ。。。”とつぶやくことがあります。
しかも相変わらずニュースなどでは、欠陥住宅や決していい住まいとは言えないものを強引に売りつける場面を見たり、ある不動産会社は、建替えできない家を契約させてあとは知らぬ存ぜぬで会社を一旦倒産させて名前を変えてまた経営を続けたり・・・。
だからこそ皆さんが恐ろしさを感じて不安なままで不動産探しを始め、今の時代ではやりやすいネットで探し始める方が多いのですが、そのネットを見るとあまりにも情報が氾濫しすぎていて混乱されたりします。
その結果、安心などを求めて調べはじめたのに余計に不安になったり、怖いなぁ〜騙されないかな〜むずかしいなぁ。。。と感じる方が多いようですが、土地や中古住宅や中古マンションを買って家づくりをするということは、本来ワクワクするものであり、あなたもそして携わるプロたち含め関わる誰もが “楽しく”なるものです。
しかし現実には、これから経験する方も既に経験された方も、どなたもあまりいい印象を持たない不動産会社については、これから書くことをひとつひとつ柔軟にご理解していただいて、相手のことがわかるようにここで何かを学んで対策をしてほしいと願っております。
さて、私自身は、以前不動産業界の広告に携わる方から業界用語で〝せんみつ〟という言葉の説明を聞きましたが、どうやらその意味は、1000の内3つぐらいしか本当の事がないとか、言わないとかそんな意味だったようですが、こんな言葉があたりまえのように蔓延る業界でのいい不動産会社探しは、これから不動産探しをする方にとっては、ある意味〝至難の業〟となるようにも感じます。
では、住宅業界と同様に不動産業界でも真面目な方も沢山いるはずなのに、なぜそういう印象をうけることになるのでしょうか?
まず想像できることは、不動産を購入するにあたり、未経験の方が多く、よくわからない事が多いことが理由かと思います。かつそれを扱っている不動産会社が先ほどのように悪いイメージで怖いので、私は絶対に騙されないぞ!失敗しないぞ!という心理が働き、警戒ばかりしてしまいます。
この反動として、安心を求めて、大手不動産会社やテレビコマーシャルをしているから・・・といってなんとなく知っている上場会社やフランチャイズに加盟している会社に期待して行かれたりしますが、フランチャイズ加盟店などはそのブランドのために結局は、高い加盟料金や看板費用を払っているだけの中小不動産会社なので、会社によっては、その対応の悪さや体質は悪い会社もありますのでそこでも期待はずれをされる方も多いようです。これはハウスメーカーでも同じですね。
またあの仲介手数料については、仮にその不動産情報を買主であるお客さまがどこかで見つけてきても不思議な事に同じ仲介手数料が必要となる考えそのものがおかしくないですか?
同時に仲介と言いながらも、利益が相反する売り手と買い手の両方から手数料を取る仕組みもおかしくないですか?
不動産を扱いながらも、家づくりのことをほぼ知らないっていう事もおかしくないですか?
そんな不動産会社に対して皆さんと同じようにおかしいな?と思う私が、なぜこのように不動産会社に関する情報を発信するようになったのか?
まずは、私の不動産購入経験から皆さんも同様に感じる疑問へとわかりやすくお話をしていきますので、少しお付き合いください。