契約後の対応が悪くて・・・(大阪市/Aさん)
契約後に態度が急変した会社と契約破棄になり・・・
大阪市西淀川区にお住まいのAさんからのご相談。ちなみにこのお客さまとは、現在はフェイスブックで繋がっております。
このAさんの家づくりの経緯は、たまたま見学会のイベントに参加した際に知った住宅会社でしたが、当初対応された担当者が丁寧なのでスムーズに進んで契約した後にその営業担当者が退職した途端にその住宅会社の対応が悪くなったご様子で、極めてめずらしい時期の家づくりのご相談のケースであります。
その対応の悪さの一例は、役所に提出される確認申請書の図面がこれまで打合せしてきた内容と全く違っていたり、先方からは〝それを変更する場合、大きな費用が加算される!〟と言われたりと契約後に最悪のシナリオの家づくりとなっていったご様子です。
元々は、大阪でも多く存在する狭小間口の敷地に建てる住宅であり、色々なルールや決めごとはありますが大阪市内でも多く建っているので無理な事はありません。もちろんプランによっては、木造では無理なケースもあるかと思いますが、今の時代それをある程度まで補う事ができる工法や方法があったりします。
よく〝大断面〟や〝大開口〟などと強調される工務店もおられますが、その部分は、特にLDKとか車庫の部分であり、トイレやお風呂や脱衣室、寝室などの他の部分で大開口が必要というわけではありませんのでそこがポイント。
だから、その部分だけを強調されてとかく過剰といえる工法でそれに伴い高額な家づくりとなりがちになのですが、建て主の皆さんは今一度冷静にご判断されてしっかりと見極め、部分的な補強さえすれば安全でありコスト管理もクリアできるのであります。
もちろん!どんな工法であれ、ある程度プランに制約が出ますが、どんな工法でも要望を満たしながらもできるだけプランで壁が気にならない家づくりをしてもらえれば、過剰な工法や価格ならないでクリアできる事も多くあったりします。
つまり、過剰で高額な工法から入るプランニングをしないことで、コストに配慮しながらプランした結果、最後に工法を選択するという流れにして、その選んだ工法を得意とする会社との家づくりを検討すれば、コスト調整はしやくすなるのです。
例えば、工法100万とその他の部分1900万の住宅工事価格と工法300万とその他部分1700万の住宅工事価格の家では、どちらも結果的に2000万ですが、住み心地や性能、仕様や設備などは、前者の方がきっと満足されるでしょう。
ですから、くれぐれも誤解しないでくださいね!もう一度言いますが、先にプランニングを検討することが大切で、プロが売り込む工法を使う事を大前提で会社選びやプランをしてはダメだということです。
このAさんは、自営業のために住宅ローンのご融資が最大の難問でしたが、それも無事なんとかクリアされ、ご予算にあった要望以上のプランと仕様でその価格にも大変満足されました。
それ以前に一度着工寸前まで進んでいた会社とは、契約破棄となり、そんな対応の悪さでも契約金が放棄して戻らなくなり、この住宅業界に対して、かなり不信感を持たれていただけに、最終的にいいパートナーと出会えることができて本当によかったです。