経済的で効率のよい家づくり簡単な11の秘訣

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むやみにコストだけを下げようとする事は禁物です。生活する上で品質や性能をできるだけいじめずに、上手にコストダウンをできるテクニックとその際に注意したい事等もお伝えしていきます。

おもに経済的で無駄のない効率のよい家づくりするためには、①家づくりの基本的な姿勢や考え方 と②家づくりの方法と大きくわけて2つあります。


まず、①家づくりの基本的な姿勢や考え方としては、そのイメージは大きな器をつくるという発想です。

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その〝しっかりした大きな器をつくる〟という意味から、それぞれを箱となる〝スケルトン〟と内装の壁を仕切りとしてや設備機器などの〝インフィル〟という考えをして、その中でもとても大切なのが、基礎や構造材に断熱材やサッシなどの器であるスケルトン部分であります。

いくら経済的な家づくりを・・・といっても、これらの大切なスケルトン部分のうち、どれか一つでもいい加減な考え方をすると快適性や不安が常につきまとう事になります。

しかしながら、だからと言って経済的に・・・を考えれば、決してなんでもかんでも〝過剰に投資をすればいい〟という考えにはなりませんので、結局は、人それぞれ適材適所な考えと対応性が必要となります。

建売などでよく感じるように出来あがった住宅でしっかりと皆さんでも確認することができる部分である設備機器インフィルだけが豪華そうなものや床や扉などの建材などで華やかに見えるのに、それでも住宅そのものの価格が〝安い!と感じる〟家に関して、はたして家ができあがると見えなくなってしまう部分になるこのスケルトン(器の骨格部分)などを疎かにしているなどの理由があったりして、それに加えて手間が悪くてローコストとなることであったりしますが、これってなんとなく欠陥住宅ができる要素として見えてきませんか?

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いいかげんな地盤改良や基礎工事であれば、いくら構造体がしっかりしていても地盤沈下に対応できず、足元はぐらぐらとなり、地震がきたときにまさしく足元がすくわれます。もちろん、建物本体の構造体も重要でバランスも大事なポイントです。

さらに断熱材に関しても、性能が低い断熱材を使われると住み心地などの快適性は期待できなくなり、冷房や暖房の効きも悪く、いわゆるエネルギー効率が悪い家となりますし、サッシに関しても、性能を理解してチェックすることは常識で、予算が少しでもあれば、高性能なサッシなどを採用してリビングや寝室などの窓に配慮をするとよいでしょう。

では、このページでは、経済的な家づくりの基本的な方法コストダウンのテクニック11の秘訣を簡単にお教えしましょう。

 1.プランづくりは、とことん時間をかけ徹底的に無駄を省く

あなたが本当に住みたい家のイメージを検討して、整理整頓して必要なものに絞りムダを省いて、効率的に予算配分まで考えてプランをしてくれ、アドバイ氏もくれる家づくりのプロを見つけることが大切です。例えば子供室など内装などは、子供が小さいうちは内装工事をする必要もなく、今は下地のままであれば少しでもコストダウンになります。将来親子で塗るとか、それが面倒ならその時に工事を頼めばいいのです。

ここでちゃんと相手に気持ちや状況が伝わっていれば、低予算でも、コストパフォーマンスの高い住まいが実現します。しかし、その家づくりのプロが営業的で売り上げ目的であったり、見積もりや予算組みができない人だったりすれば、それが最もむずかしい点とも言えます。

 

2.見積もり明細をしっかりとって比較する

商談が進み、プランも決まってから出される見積書。ところが、明細があるはずのこの見積書が、まとめていくらの〝ドンブリ勘定〟では、あなたが出す工事費の根拠が曖昧であったり、あとから追加請求をされても、あなたがそもそもの根拠も理解していないままでは承諾するしかありませんので、できるだけ工事費内訳明細書(細かい仕様と手間賃まで出ているもの)は、しっかりとってご確認をとるようにしてください。わからないことは、そのまませずに都度必ず尋ねるようにしてください。

 

ただ、標準仕様などが決められていてスピードがウリの企画住宅などでは、簡易積算のドンブリ形式が多く、その明細を要望されても対応できない会社が多いですので、その場合は、オプション別途などがどれなのか、標準仕様や性能を含めて比較してしっかりとご判断してください。逆に言えば、細かい明細を期待しているのに企画住宅の会社に依頼するという選択が間違っているのです。

 

また、はじめての家づくりをする皆さまはこれまでのデーターがないので、しっかりと数社で比較する事をオススメします。

    

3.外観は、できるだけシンプルな箱スタイル

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理想は、1階と2階がそろったシンプルな箱型の方が、建物を支えるための基礎や柱、梁など構造部の材料を少なく使って強度を保てやすくなります。凹凸のある凝った外観に比べれば、圧倒的に屋根・外壁の面積も少なく、施工の手間までも省けて同じ坪数でも経済的に建てる事ができます。

 

ですから家の構造も安定するので、丈夫でメンテナンスもラクなど他のメリットも大きいものです。箱型を基本として一部だけ出すなど敷地にあわせて、柔軟な対応をすればいいのです。

 

4.間仕切り・建具は最小限にして〝空間〟を楽しむ

個室をつくるためには、細かく仕切るとそのための内装工事や壁と建具などの工事費用がかかる事になります。その間仕切り壁を作りこんでしまうと将来の家族構成の変化などにも対応しづらくなります。

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そこで家族の気配も感じることのできるワンルーム感覚のプランがオススメ。廊下や階段をできるだけ省き、間仕切りは、簡易的なモノや移動家具などで考えたり・・・。伸びやかで気持ちのいい空間は、何よりの“贅沢”です。特にまだ小さいお子さんであればなおさら慌てて作る必要はないのです。収納の扉も建具が本当に必要なのか?であり、カーテンでラフに仕切るという発想もあるのです。壁一枚、建具一本にもコストを意識されることです。

 

5.安く買える建材・設備を厳選し比較してチェック!

あれこれと目移りしがちな設備機器選び。しかし、本当にそこまで必要なものかどうかをじっくりと考えて選ばなければ、コストは上がっていくばかりになります。できるだけ経済的に!と希望しているにもかかわらず、気に入ったからといって、仕入れ価格が高い商材や設備などを選ぶことは、コストダウンの敵であります。

 

これらの仕様に関して、基本的な要望をお伝えした上で、各ショールームで厳選した上で安く購入できるもの つまり掛け率の安いものから消去法で商品をチェックしていくと経済的でいい買い物ができます。これらの仕入れ価格や原価を無視した商品選定は、決して〝経済的な家づくり〟とは言えません。

 

6.既製品の部材を上手に使い出費を抑える

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せっかくの家づくりなので・・・とこだわり始めるとつい、造付家具や特注の大きな窓や扉などを選ぶことになりがちなのですが、それでは、あなたの建築費は上がっていくばかり。ですから、サッシや内装建具などは、〝特注〟ではなく既製品を上手に使って、〝大きさ〟と〝数〟を意識して考えるようにしましょう。同時に扉などは、今慌てて付けなくても、将来いずれつけるかも・・・という選択もできます。また内装建具は、デザインがシンプルな造作建具の方が安かったりする場合があり、将来自分で塗装もできたりします。

 

7.知人がいるなら部分的に直接工事を依頼する事も考える

内装工事や給排水、電気工事などに知人がいたら、直接工事を頼む事を考慮されてもいいかもしれません。ただし保証や瑕疵が関わる部分などは、責任の所在がはっきりしなくなりますので避けたほうがいいでしょう。ただし、これを了解しない会社もありますので相手によります。巷には、設計監理がお仕事の建築家が工事管理までする分離発注するような仕組みもあるようですが、本来の工務店の工事監理が建築家に流れて利益が移動しただけのケースが多いので取引の信用などにおいても、熟考して慎重に進める事をオススメします。

 

8.大工工事に絞り込み、手間賃を上手に抑える

家の価格というのは、経費以外は材料と手間で成り立っています。材料や設備機器や建材などは色々と選択ができますが、職人ばかりは選ぶ事ができません。ただあまりにも、住宅価格が安いだけ会社などは、この手間の部分の費用を押さえているので、若くて未熟な職人だったり、建て売り会社などでは外人を採用している事もあるようで、いわゆる〝手〟がいいとはいえない事が多いものです。

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しかしながら一般的な木造軸組工法の住宅で一番ウェイトが高いのが、この大工さんの仕事です。床を張るのも洗面カウンターや押入などの収納も木工事になり、屋根も外壁もガルバニウム鋼板で、もしくは屋根は折半で、外壁は塗りなどの左官職ではなく、ガルバなどにすれば、材料費は安くて丈夫、職人仕事も絞り込め、メンテナンスも楽になりますが、これらは、家のデザインや好みにもよりますので、施工する工務店との話し合いが最大のポイントとなります。くれぐれも手間賃だけを安くして、手の悪い職人に依頼する事はないように。ですから、見積もり書は、仕上げによる価格差がわかるようにしてもらいましょう。

 

9.水廻り位置は、できるだけ上下階揃え配管を合理化

ガスや水道などの配管は、長いほど材料も手間も大きくなります。プランや敷地の条件によりますが、できるだけ外部の本管近くにキッチンやサニタリーなどを集中させ、上下階で揃えるとコストダウンにもつながり、メンテナンスもしやすくなりますが、ただこれもプランナー(設計者・請負会社)が、どれだけ意識をするかどうかによります。

 

10.削るべきでないところもある

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コスト調整をおこなう時に気をつけたいのは、都度申し上げて言うように決して構造部や基礎や地盤や断熱などの性能に関する部分のコストをひどく削らないことです。基礎や構造体などのコストを落とすと貧弱になり耐震性や耐久性に問題が生じることにつながるので、設備機器や仕上げ材などと一緒の考えをしてはなりません。しかしながら、だからと言って意識過ぎると売り手側の思うツボとなり過剰な工法やシステムなどに反応するとコストダウンどころかコストアップするばかりとなるので、あなたなりの価値観を見極めて判断する事が必要となります。また一度決めたなら、工事中に変更することは避けたほうがいい。特にやり直しとなると手間がかかるので余分に費用が発生するので気をつけてほしい。

 

11.自分でできることは、自分ですることを考えてみる

家づくりにおいて、高い経費のひとつである住宅営業マン。これを省くためには、住宅ローンの手続きなどは、自分でもできる作業があります。最近では、外構の植栽などもガーデニングとして時間をかけて自分で楽しむ方も多く、内装なら壁・床・柱などの塗装や漆喰塗りをしたり、棚を作ったり、自分でやればやるほど、住まいへの愛着も増します。これらは、DIYとしての中古住宅でも可能な考えです。

 

ご覧頂いたように、これらはどちらかというと設計力・提案力やコストへの意識が高い設計者(建築家)やミニハウスメーカーのようなドンブリ勘定していない工務店さんとの家づくりの場合の“経済的で効率のよい家づくり”の方法であり、企画住宅を売る会社には対応ができないとも言えます。

では、住宅営業マンがいるような住宅会社では、絶対無理といえるのでしょうか?

・・・いえ いえ

そこであともう一つの方法は、プロである創り手と素人である建て主も、どれだけ “経済的で効率のよい” 家づくりを意識するかという点で、これまでのように、プロにとって効率的で都合のいい家づくりの方法を見直す方法ですのでどうぞご覧ください。

なんかおかしいですよね 今の家づくり 

予算に限りがなく、どれだけの費用がかかってもOK!というのであれば、相手は誰を選んでも、きっとその方にとって〝いい家〟はできるものです。でも・・・

品質も良くて性能が高くて無駄がない経済的な家づくり

これが建て主にとっては理想であり、家づくりのプロとすれば、本来はここが腕の見せどころといえますが、まだ上場している大手なら理解はできますが、中小や零細企業という立場を忘れてその大手企業の真似事をして過剰な広告宣伝費を使って回転率が悪いままそれをまた回収するためにまた素人相手に利益を追求して…という事を繰り返している会社ほど〝宣伝〟をしなければならないので目立っているというのが現実です。

そこでハウスネットでは、設計のプロと施工のプロがあなたのためにプロジェクトを組む家づくりエージェント付きの価格が見える家づくりもご用意しております。

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ハウスネット家づくりネットワークメンバーは、あなたとお会いでき、あなたと家づくりができる日を心より楽しみにしています。

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