工務店・住宅会社の審査基準
ハウスネットでは、現在もこれから不動産を購入、家づくりをお考えの見込み客を常時500名保有しており、住宅業界の信頼性が問題視されている現在、ハウスネットの提供するサービス(サポート&ご紹介)の認知度は、関西エリアを超えて全国で年々ゆっくりと認知されてきております。
同じような境遇で家づくりについて戸惑いや迷いをお持ちの建て主も多いかと思いますので、皆さんに推奨できるプロのエリアも次第に拡大させていくつもりで現在日々構築中です。
一般消費者と住宅業界のプロ(工務店・住宅会社・建築家)のそれぞれに対し、公平性・中立性・客観性を期すために家づくりの相談窓口としてのハウスネットが基本となっております。
ですので、ハウスネットは、共通の目標である「身の丈に合ったよりよい適正な家づくり」が実現できるため、それぞれに対しアドバイス、時には厳しい指摘や警告などを発することを実行する役割も担っております。
この住宅業界は、競合先が多くて、それが故に素人であるお客さまに様々な話法や手法で偏った情報や時には誤解する情報や営業トークが発信され続けています。そんな活動をされる人が多いこの住宅業界でこれからの家づくりにおいては、中小の会社でもまじめなプロが〝信頼され〟〝選ばれ〟〝コラボ=協力・提携〟することが大切であるとハウスネットは考えます。
大阪ガスグループ内で〝大阪ガスハウスネット〟として運営されていた当時は、多種多様な工務店・住宅会社や不動産業者など様々な方々が登録・加盟そして退会を繰り返されてきました。
その中でも、加盟を継続されていた経営者の方は、〝看板〟を有効に活用されていたり、新工法・新商材の取り組みを積極的にしたり、他社の活動への興味や自社の変革などまでもおこなわれていましたが、そのような経営者のいる企業は、時代の流れにも敏感であり、住宅業界に対しての問題意識も非常に高く、何事に対しても熱心で、毎年何らかの成長や変化が見られ、お客さまとのコミュニケーションのとり方も上手にされていました。もちろんそういう経営者や会社の方々との意見交換などは、常に前向きでとても心地よくて気持ちいいものでした。
また工務店の経営者も世代交代され、協力業者(下請け)からの脱皮などを考慮し、自社の課題も意識しながら変革をしようとしている工務店もおられます。
しかしながら、数多くの経営者の中には、登録さえしていれば何かいい事があるかも?という気持ちでただ登録しているだけという意識の低い工務店なども多くありました。
特に以前のような〝大阪ガス〟という看板があればその傾向は強いようで同時に親会社も建て主の事よりも工務店・建築家の囲い込みのツールのひとつ程度としか考えていなかったり、当時は〝対オール電化対策〟としての活用しか考えていなように感じていました。
ですから大きな会社の看板があれば、その看板に頼る傾向がある住宅業界内のフランチャイズなどに登録する工務店や企業というのは、残念ながら自社ブランドを構築する事よりもその程度の意識や認識で登録される会社も多く、業界に対しての問題意識も乏しく、それなのに意外にも、外部からの意見にほぼ耳を貸さず、時代に適した改善をしないまま、協調性にも欠け仮に登録しても(なにをしても)長続きはしない会社が多かったものです。
こうした会社は、いつまでたってもプライドが捨てきれないところもあり、得てしてこの住宅業界に長い私でもその会社の特徴がわからないままであったり、まして単なる取引先のひとつとして、圧力やシガラミを利用して押し付けてくるような会社や建築家などは、もちろんお客さまに明確に伝えることができないので、結果的に、推薦・推奨・紹介をすることなどはできませんでした。
でも、相変わらず大資本の上場会社など建替えであってもリフォームであっても、必ず勝てる要素がある工務店・建設会社、建築家などのプロは環境ひとつで大きく変革できると信じております。
しかし、いまだに大きなスポットライトをあびないままその大手ハウスメーカーや不動産会社などの後ろ(協力または下請け)に隠れてしまって、住宅業界で表の世界に出ることはない環境でもあったりしますが、それらの環境を是非〝意識の高いプロがお互い協力して、共有化して、力を合わせて、今の家づくりを変えるように考えましょう!〟というのが、これからの家づくりについてハウスネットの考えです。
工務店! 建築家! 住宅業界!!
日本の家づくり!本当にこのままでいいのか!?
という気持ちで事務局の運営をつづけており、これまでの家づくりとは違う一般の消費者目線で、本当にいい仕組みさえつくれば、真面目でいい建て主、施主が集まります。いい建て主(施主)が集まれば、自然といい住宅業界のプロも集まります。そんな仕組みを作るのに、色々なシガラミや圧力は不要で排除すべきです。
だからハウスネットは、ご紹介、推奨されるまでの審査は厳しいといえますが、登録費用は一切不要となっておりますので、家づくりに関して丁寧で満足させる自信があるならば、積極的に登録をして欲しいと願っております。同時にこれから下請けからの脱却をするために変革を求めている工務店さんや若い建築家などの支援なども積極的に行っております。
建て主をサポートしながら、住宅業界のプロも支援して、皆さんと一緒に楽しく、口コミで自然と広がる家づくりのネットワーク。それがハウスネットの家づくりサポートです。
これでハウスネットが、大阪ガスグループから離れた理由についても、皆さんにご理解いただけるかと思いますので、これまでのように、〝大阪ガス〟の名前だけを利用しようとするような発想の工務店などは、コンセプトや主旨が違いますし、おそらく希望に沿えませんのでくれぐれも安易に登録を望まないでください。
では、以下が工務店・住宅会社の審査基準となっておりますが、基本的にお客さまや紹介する立場になって考えてみていただければ、この審査基準は、ご理解はいただけるかと思います。なお建築家の方は、こちらの建築家の審査基準をご覧ください。
お客さまが〝知名度もない工務店〟と家づくりする際に誰もが最初にご心配されること。それは〝その会社、本当に大丈夫?〟ということからも…
- 債務超過でないこと
- 直近の決算が2期連続赤字でないこと
- 建設業の許可があること
- 株式会社であること
- 見積明細が出せる事
- 風通し悪い縦割りの組織でない事
- 元請経験がある事
(リフォーム1000万以上の物件含む)
尚、今後下請け体制を長い時間をかけて変革していきたいという会社はOK! - ネットの活用ができている
- 家づくりに対する施工力と熱意がある事
- ハウスネットの主旨、考えに賛同していただけること
- もちろん第3社の保証保険がご用意できること
- 不動産業、開発業を主とする施工者は対象外とします。
いかがですか?
御社は、これらがクリアできていて、お約束もできますでしょうか?または、自社が何がクリアにならないか、明確にわかりますか?
もし、全てクリアできているならば、では、あなたの会社にお尋ねします。
なぜあなたの会社は、登録を希望する必要があるのですか?“集客”だけが問題なのでしょうか?仮に“当社はそれも含めて大丈夫!”というなら なぜ登録を?というのが正直な感想です。
もちろん賛同するから・・・という事であれば、喜んで手続きを進めさせてもらいます!!
これら上記の内容で、1・2点不安ではあるが前向きに検討し是非進めたい!ということであれば、引き続き次の概要からお読みください。そんな真面目な建て主さんは、あなたの会社とのご縁を心より待たれています。