登録の際に必要なもの
ハウスネットでは、登録の際に他のフランチャイズのような以下の義務は一切ありませんのでご安心ください。住まいづくりのプロなら建て主の目線で家づくりを考えるべきであり、中小の工務店の経営者ならできるだけ無駄な費用を使わないで、いい住まいが供給できるように御社の長所を延ばして欲しいと考えています。
1)モデルハウスを建てなければならない?
これは、高度成長期の販売手法の名残であり大手の真似事で高額になる悪い家づくりの見本といえます。モデルハウスを建てれば、運営費も営業マンもツールも必要となりますし、それらの維持費などの高額な経費が必要となりますのでこれからの経営はシンプルな身の丈経営が必要であり、街の中小の工務店は、絶対に建てるべきではありません。(ご自宅開放は別)しかもモデルハウスの場合は3年もすればあきられ、すぐに建て替えなければいけません。
2)高いツールを買わなければならない?
フランチャイズなどの場合は、本部から与えられるものを使用しなければならないとかそれを使用することになれば、あなたの会社のブランド力がなくなってしまいます。しかもこれらの経費は、販売価格に影響されないでしょうか?シリーズごとに購入しなければならないようなツールに高い経費をかけることは中小の工務店には必要ないのです。
3)営業マンを雇わなければならない?
売れなくても経費がかかるが現場管理ができない企画住宅を売るだけの住宅営業マンなど雇う必要はありません。モデルハウス同様、高い経費で適正価格でご提供するためにはこれも無駄とも言えます。口ベタでもあなたやスタッフの方々の家づくりに対する熱意・誠意で充分伝わるものです。
4)商材を買わなければならない?
その必要もありません。いい家づくりをすることで、これまでの流通経路の人たちとの関係をさらに深めてください。もしこれがルールとなれば、結局は、提案の競争というより価格競争になります。同時にさらに審査は必要となりますが新しい流通経路もご紹介する事が出来ます。
5)企画商品を売らなければならない?
その必要は全くありませんし、お客さまもそれを望んでいるわけではありません。これをすると価格競争だけになり、“らしさ”や個性がなくなりますので企画住宅を販売することは考えていません。誰もが理解と納得ができるコンセプト(性能と考え方)の企画された住宅はあってもいいかなとは感じています。
6)高い加盟金が必要となる
一切加盟金も保証金も必要ありません。まず必要なのは、偽りのない決算書です。
経営者として熟考した結果、独自でモデルハウスを建てようが、立派なツールや企画住宅を作ろうが、営業マンも雇っていても、もちろんそれら全て自由です。
でも現実として、今後戸数が減っていく中でそれらの経費が嵩む事をすれば、価格力が弱くなり競争力がなくなるのできっとこの先厳しい経営になることでしょう。
日本の現在の家づくりの問題点である高額になる住宅価格の要因である販売経費をできるだけかけないて供給してあげることが、本来の地域の工務店の家づくりと考えておりますし、それをきっかけに長いおつきあいをすることが、きっと家づくりをお考えのお客さまも望んでいることでしょう。
大きな会社のように資本がない零細や中小企業であるなら、〝住宅好き〟の建築家やいい家づくりをする地域の工務店がネットワークになって真面目に取り組めばいい。
もし足らない部分があれば、お互いがギスギスした関係にならないように共有したり、協力し合い、建て主のためにいい家づくりをする事だけに向かえばいい
ハウスネットは、基本的にそういう考えで家づくりに取り組んでいます。
では 実際に登録している建築家や工務店・地域の住宅会社さんはどんな感想なのでしょう?