私の家ができるまで その10
これからが全てのはじまりです。
あなたの家づくりは、以前から既にはじまっていましたが、それは、準備体操みたいなもので、家づくりのパートナーとは、これからが本格的なはじまりといえます。
これまでにあなたは、どんな家を建てたいのかをモデルハウスや雑誌、見学会などで考え、誰と建てるのかの条件を絞って探しはじめ、プランや価格をつめてようやく慎重に辿り着いた契約。やれやれと感じるかと思いますが、ここまでの過程がとても大切な事。
いよいよ、あなたの家づくりがこれまでの打合せをもとにより具現化されていくことになります。
もしそれが、建替えであれば、これまで老朽化するまであなたのご家族を無事に守った家に対して感謝しつつ、思い出の詰まった現在の家も解体され、地盤も固め足元をしっかりとする基礎工事から真新しい構造体が建てられ、それに対して、日本の技術の誇りとも言える大工さんをはじめとする様々な職人さんにあなたの新しい家に対して新しい命を吹き込んでいってもらうことになります。
きっとほとんどの方が、はじめてみる自分の家づくり。
これまでの家づくりの過程の苦労も思い出し、職人さんの愛情を感じて家づくりができる過程も楽しんでください。あなたの進め方は間違っておりません。
あなたのご家族の色付けしていきましょう。
いよいよ家が完成しました。あなたは、これまで着工から竣工完成に至る工事期間より、その前にあれこれと悩んでいた期間の方が長いかもしれませんが、それが普通の家づくりというものなのです。
そもそも漠然としたイメージしかできなかったものを理想の家としてカタチにしていく作業を予算や立地条件など様々な要素を考えながら具現化していくわけですから、それはあたりまえといえばあたりまえのことなのです。
しかしながら、家が完成したからといって終わりというものではありません。今ある器は、あなたのご家族が希望された白いキャンバスができただけで、そこにあなたのご家族がこれから何年もかけて家族なりの色をつけていかなければなりません。
そこで、その家とこれから先、長く向き合っていくためには、アフターメンテナンスは欠かすことはできません。
このアフターメンテに関して、売る事だけを主としている会社は、契約するまでは、アフターを強調されたりしますが、実際には、大手などでは、できるだけ手間がかからないように下請けや子会社に一任することが多かったりしますが、商談中からしっかりあなたと向き合った家づくりをする会社であれば、悪い箇所を直す場合でも、完成後の定期的な建物チェックであっても、快く対応していただける会社と言えます。
これは、とても大切なことです。
ありがとう!から始まる。ここからが本当のお付き合いの始まりなのです。
あなたも家づくりのサポーター
いかがですか?これまでハウスネットにご相談をされた多くの方々は、はじめてであるにもかかわらず、家づくりをご経験されて成功され、無意識にあたりまえのようなこれらのステップを踏まれて、計画的に進まれている方が非常に多いものです。
しかしながら、ほとんどの方は、初めての事ばかりなので、いざ始める前はある程度、理解していても、いざ進めてみるといつの間にか、プロのペースになって思うようにいかなかったという方も沢山おられます。
だから、もしあなたの身近の大切な人が、家づくりで悩まれているのであれば、是非家づくりを成功したあなたが、その人の隣で冷静なアドバイスや助言をしてあげてください。
それが、消費者のための家づくりとなり、プロ側が主導権をもった都合のいい家づくりにならない最も無駄のない賢い家づくりの方法といえます。
家づくりは、パートナーとの信頼関係さえできれば、不快に感じたり、トラブルになったりするものではなく、適正である家づくりをするとあなたのご家族は、もちろんプロであるパートナーもとっても楽しいはずなのです。
そんな身の丈に合った経済的な正直であたりまえな家づくりを皆さんで広げましょう!