建築家と創る家づくりについて

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巷には、建築家を紹介したり、ネットでコンペをしたりと沢山の〝建築家と建てる家〟がご用意されています。こちらのページでは、テレビなどを見て、家づくりをするなら是非!建築家との家づくりを前向きに考えたい!! という方へのサポートページとします。

まず、その建築家についてですが、工務店やハウスメーカーと違い、建築家や設計事務所は、プランをしたり、図面を整えるお仕事をするのであって、自らが家を造ることはないということをしっかり理解する必要がありますので、彼らの立場とすれば、設計契約をしてほしいということは、ご理解できるかと思います。

よって、とかく〝カンリ〟という表現で誤解されますが、建築家は、設計監理が仕事であって、施工管理が仕事ではないということであります。

 
これらの事から、監理と管理の違いがあり、設計専門であるはずの建築家が、誰しも段取りよく工事管理や分離発注ができるものでもない、しかも職人確保やそれぞれの職人との常日頃のコミュニケーションができているとはいえないこともご理解できるかと思います。つまり、設計のプロと施工のプロは違う ということです。

ですので、設計監理をする建築家は、設計図面通りに、イメージ通りにちゃんと進んでいるのかを確認したり指示するのが、お仕事であります。

一方、施工管理というのは、工程通りに工事が進んでいるのかを管理して現場で効率よく指示するのが、施工管理という立場で仕事をする工務店などとなります。

よって、設計事務所や建築家は、工務店やハウスメーカーなどと同じような家づくりをする際の依頼先であっても、施工する会社とは、別の立場で仕事をしているので、その分の費用というのが必要となる理屈であります。

もちろん建築家であってもは、得手・不得手はありますが、あなたのご家族と家づくりの思想や相性さえあえば、ハウスメーカーなどのように企画された商品という枠もなく、工務店のように自社だけの経験や知識だけの枠というものが存在しない自由な発想ができる心強い存在になると言えます。

その設計監理費用は、一般的には、確認申請含む含まないなどもあり、依頼する先により10%~20%という幅があるようですが、これは、例えば2000万の家であれば、200万〜400万が建物費用以外に必要となります。

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建築家との家づくりで注意するのがこの点であり、建築家に対する報酬、つまりこの設計監理料を含めた予算、先ほどの例でいえば、2000万+200万〜300万ではなくて、依頼主である建て主とすれば、設計監理料含めて2000万の家づくりを考慮して欲しいと伝えるべきなのです。

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POINT①予算をどこまで込みなのか明確に伝える 

 

しかしながら、その価格の部分さえ理解できるのであれば、本当にいい建築家さえ見つかれば、デザイン性も高く、比較しても明らかにハウスメーカーや工務店の家を売る会社のプランよりも、きっと満足度が高い家づくりとなる可能性は大いにあります。

 

ここで、設計事務所や建築家との家づくりで問題点が、この予算に関して、実際に可能であるかどうか、つまり見積もりができる建築家がほとんどいないというのが現実であり、もっとわかりやすくお伝えしますと、依頼するであろう施工する建設会社や工務店の仕入れや原価や利益などの情報を理解できることもなく、ある程度の無理難題をその施工する会社に押し付けたりすることになってしまい、ご厚意で工事を請けたその工務店の経営を悪化させる原因になったりするのです。

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POINT②だから家づくりの流れを変えるか、第3社の家づくりサポーターが必要

 

設計事務所や建築家にお願いする消費者の方々は、おそらくそんなつもりの家づくりをお願いしたわけではないのに・・・です。

 

もちろん、ここでとても大切なことは、建築家(設計事務所)の家づくりに対して、柔軟に対応できるだけのヒアリング力、コミュニケーション力、高い対応力を持っている施工会社でなければ、段取りも対応も悪く、価格力もなく、あなたが、いくらいい建築家との家づくりでも、希望しているようないい家づくりができるとはならないのです。

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POINT③だから施工会社の適正審査も重要 

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これらのように建築家との家づくりの経緯を書きますと建築家(設計事務所)との家づくりの問題点は、明確に見えてくることになったかと思います。

 

消費者の視点に立った家づくりを考えるハウスネットとしては、これらの問題点を放置したり、棚上げしたまま、あなたに〝建築家との家づくり〟をご推奨するわけにはいきません。ハウスネットでは、第3社の立場で、建築家との家づくりについても、消費者に皆さんや施工する建設会社や工務店に気持ちよく推奨したいと考えております。

 

なお、ハウスネットは、現在巷にあふれております自社が受注するためだけの仕組みやご紹介するだけで価格を上乗せするだけのプロデュース会社でもなく、純粋に消費者の立場で考えた家づくりをサポートいたしますのでご安心ください。 

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これらを踏まえて、では、建築家(設計事務所)との家づくりの4つの良い点をお伝えします。もちろん、ここでは、希望するだけの設計力があることが大前提です。

(尚、建築家や設計事務所だから必ず設計力があると思い込むのは非常に危険であります) 

 

・ 設計のプロなので動線やプラン デザインがよい
・ 企画ではないので ルールなどない
・ 詳細図面ができてから 本見積もりとなるので原則的に追加変更が少ない
・ 図面が多いので後ほどメンテナンスの時に都合がよい

 

一方で、建築家(設計事務所)との家づくりの大きな5つの問題点をあげてその解決方法もお伝えします。

◆問題点1.最初の入口の敷居が高い 相談しにくい

【対策1】これは、建築家だけではなく、工務店でも同じことが言えますが、建築家に直接会う前に相談窓口というのが必要になる。これが、昨今のプロデュース会社の存在になるのだが、注意しなければならないのが、建築家と建てる事が前提の家づくりではなく、希望ではあるが、それがベストであるか?と言う点ついて的確な判断をしなければならない。それでなければ、予算と相性が合わない家づくりは、お互い不幸な家づくりになる。

 

◆問題点2.設計契約後図面ができてからでないと見積もりがわからない

【対策2】建築家との家づくりについては、早い段階での総予算をにらむ必要があるのですが、その場合の家づくりの問題点の一つである図面ができないと価格は不明ということである。これは、ある程度の基本図面と仕様書で業者数社に見積もり〔もちろん概算〕を依頼して比較検討をして、その段階で1社に絞り、依頼者である消費者と設計者である建築家と施工社である工務店(建設会社)が、同じ目的に向かった家づくりをすることで解決できます。

 

◆問題点3.当初の予算と図面作成後の見積もりのギャップ

【対策3】これも防ぐために2の対処法があるのです。できるだけ早い段階で確認をしてるのか?これが、結果的に正しい方向性を見つけて、出戻り作業をしなくてすむポイントとなります。

 

◆問題点4.家づくりに関するトータル金額が高くなる

 【対策4】これに関しては、色々な方法を用意しなければいけません。従来のような工事費に対しての設計監理費10%-15%という設定でおこなう方法や建築家と建てたいがその設計監理費がネックになるという場合は、ラフプランで押さえながら、元請けとなる工務店などと直接調整しながら建てる方法など、様々な家づくりの方法で検討できるような環境を整備し、ケースバイケースでの対応をするようにしなければいけません。

◆問題点5.打合せが建築家ペースとなり作品となる可能性

【対策5】この問題点も、最初に家づくりのヒアリングをしている第三者であるハウスネットのスタッフがあなたの家づくりをサポートしますので、希望でない的外れな建築家の作品づくりになることはありませんのでご安心ください。

 

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家づくりというのは、真面目な建て主が理想の建築家を見つけたといっても、残念ながら、必ずしもいい家づくりができるとも限りません。上でも書きましたように、主導権がプロ側にある仕組みだったり、理解力・対応力などがない施工会社が家づくりをすると消費者にとっては、不幸の始まりで、不平不満な家づくりになることがあります。

 

もちろん、建て主であるあなたの希望を無視して、意図に反する建築家のエゴが入る作品づくりも、不幸な家づくりとなります。

 

建て主の希望の家を高い設計力でスムーズに気持ちよく、比較検討した結果、高い施工力のある工務店と柔軟な考えで、どのプロ達も適正価格で、依頼者である消費者と話しあって建てる自分サイズの家づくり、これが建築家との理想の家づくりと考えております。

ご参考ページ:建築家と建てる家づくり

本当に純粋に考える建築家との家創り。

 これらについては、住宅専門誌を見れば、よくおわかりいただけるかと思いますが、建築家の家づくりに対応できる会社は、ほぼ決まっている傾向が高く、調べてみれば数に限りがあります。しかも、安定した安心できる経営力が高い会社・・・となれば、ほんの一握りなものです。

建築家(設計事務所)との家づくりをお考えで、そんな悩みを感じているあなたも、是非ハウスネットへお気軽にご相談ください。

 

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