第1の疑問 不動産探し まずなにからはじめ、どうしたらいいの?

これから中古を買ってリフォームする方とは違って土地から探そうとしている方は、家づくりを含めて住む場所として最適な場所と環境を選ばなければならないですから、建替えをされる方よりも、労力も時間もコストもかかるものだということをまずしっかりと覚悟しなければ、挫折するかもしれません。
なかでも、しっかり考えなければいけないのは、まずはそのご予算。そして、どんな地域のどんな環境に住みたいのか?子供さんがおられるなら希望する学校区は? そして買い物や通勤の利便性は? 実家から近い場所なら…など自分たちが希望する土地の条件をはっきりさせることが大切であり、大きなポイントと言えます。
また、これからの時代は、空き家問題がありますので、住まれる場所に関しての場所、地盤・地形・建築基準法など法的においても、できるだけ熟考して満足するところを探さなければなりません。
まだ何一つ決めていない場合であれば、これらを考えるとまさに気が遠くなる作業となりますが、新聞・チラシ・雑誌や電車の広告やフリーペーパー、不動産会社の店舗の前の貼られている案内広告などで情報を仕入れては、最終的には、必ず現地に訪問することになったりします。
その不動産会社に関しては、色々な方からの口コミや紹介、知人を通じての知り合いであったり、飛び込み訪問であっても、信用できるかどうかの判断は、何度も足を運ぶことになったりすることになるでしょう。もちろん率直な意見としては、実際に相談された方、契約された方の評価を聞く事は、やはり大いにご参考になることでしょう。
時折、お客さまの中には、土地がない状態であるにも関わらず、先行して建物を検討するためにハウスメーカーが並ぶ住宅展示場のモデルハウスに飛び込まれる方もおられますし、そのモデルハウスを建てているハウスメーカーや住宅宅会社から土地情報に関して、その会社の提携不動産会社などを紹介していただけることもあります。
そのモデルハウスのハウスメーカーや住宅会社、FC加盟店である工務店などは、窓口となる営業担当者がいるので豊富な情報はあるし、安心して任せることもできるという考え方もできます。

土地情報だけでは物足りない家づくりに関するリアルな情報として、住宅を建てる際の給排水工事や電気工事がどうなるのか? 浄化槽の有無、トイレの汚水 台所洗面の雑排水、雨水などの処理や地盤改良・補強・建築確認などの件などもより具体的に聞くこともできるでしょう。
一方、土地情報を発信するほとんどの不動産会社は、住宅を建てる時の諸条件などは、あなたが尋ねない限り、意外と教えてくれないもので、不動産会社は、土地さえ売れればいい、家を建てる、建て替えるなどは紹介するけど直接関係ない・・・土地の費用に予算がとられその後の建物の予算が足りなくても知ったこっちゃない。そういう立場の人たちである、という気構えや割り切りもあなたには、必要かもしれません。

つまりハウスメーカーや住宅会社や工務店などは、家を建てることがメインと割り切れ、不動産情報や提携する不動産会社を紹介する事は、これから家づくりをするお客さんにとって非常にありがたいことかもしれませんが、その家づくりをする会社に対して、施主であるあなたに土地探しをしてくれる不動産会社を紹介したことにより、恩を売ることで、“もちろん上に建てる住宅を自社で…”となる図式なのです。
これらに対してのあなたの対応策は、「ご紹介いただくのはありがたいですが、家については、御社を含め必ず比較検討させてもらいます!」と最初に釘を刺しても、それでも気持ちよく不動産会社を紹介していただけることができたその住宅会社や営業担当者は、純粋に親切であると思いますので評価しましょう。
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