第7の疑問 広告は都合のいいことばかりなのか?
広告は都合のいい事ばかり書いているのか?
残念ながらこれも強く否定することはできません。私も休みのたびに不動産のチラシを見ているのですが、大手の関連会社であっても、これはちょっとずるいのでは?というチラシも多く存在しますし、まして実態がよくわからない不動産会社などのチラシは、いまだにレベルの低い広告【法的に違反?】を掲載しているところが多いです。
本来チラシなどは、売買の場合、会社名、会社の所在地、電話番号、免許番号、所属団体(どんな協会に所属しているか)取引態様(売主=元付け、仲介・代理=客付けなど)最寄り駅からの距離、バス停からの距離(徒歩何分1キロ=8分で計算)敷地面積、建物面積、間取り(図面でなくてもOK)築年数、保険、管理費など書く必要があります。
またホームページなどですら、情報登録日、次回情報、更新予定日も必要となるはずなのですが、厳密に守っているところは少ないような気がします。
そして物件の所在地は、ある程度までしか書いていないことが多いですが、これは、なぜでしょうか?
・・・そうです。お察しの通り、この住所表示が〝ミソ〟となっていて、細かい住所を書いてしまえば、おそらく土地勘のある皆さんは、ご自分できっと現場に見に行かれるでしょう。
その土地や物件には、売主らしき会社のノボリや看板があって、直接その会社に頼んだほうがいいのかな?とか思って、最初のきっかけの広告主をすっかり忘れて、そこに電話をしたりするかもしれません。
もしこのようになってしまえば、そもそものその広告主には、全く手数料が入らないという結果になりかねますし、他の物件を売り込むこともできないので、あえて書かないのです。
これが、本音。

またあなたがもし、手数料が同じであれば、どこでもかまわないか・・・となると不動産を買うとなれば、大きなブランド名をもつ大手の会社などに頼まれる方が多くなるかもしれませんので、中小の不動産屋などは、特に細かい情報(住所)は、書かないものなのです。
ですから、営業マンとすれば、一度でもあなたからご連絡があり、お会いさえできれば、話によっては、先ほど言ったように違う物件もご案内できるので、連絡先やお会いするための手段となっているのですが、既に皆さんは、おわかりですよね。。。だから、余計に警戒するのですよね。
そしてほとんどの営業マンはこういいます。
「当社の案内する物件が、一番いい物件です」
「他にも色々たくさんの物件がありますから、是非ご来店してください」
皆さんは、できるだけ会う事を避けていたのに結局、事務所に訪問することになる。その会社に決めたわけでもないし、得体のしれない工務店が建てる建築条件の物件や売れ残りの変な物件押し付けられそうでなんとなく嫌だなぁ〜 と考えたりすることになります。あなたのイメージである冒頭に書いたような“不動産屋”の怖いイメージがずっと付きまとうのです。
なぜ御社のホームページに物件の掲載をしないのですか?

現在は、まだ資料を集めている段階であるにもかかわらず、不動産会社の担当者とお会いした結果、強引な営業トークで押し付けられたりすることなど不要な気づかいもしたくないだろうし、色々なことに惑わされずに自分のペースで探したいので、要するにまだお会いする段階ではない・・・と思っている方が多いのではないでしょうか?
これって、家づくりのメールによる相談でも同じです。
となると先ほどの様々な会社の不動産情報のポータルサイトやチラシなどを見て、電話をしてしまうと何のためのネットでの情報収集だったのかわからなくなっていまいます。
それならば、やはり信頼できそうな情報を発信してくれている不動産会社のホームページを見て、業社を絞込み、窓口となる担当者にご相談していくのが、結局は、効率のよい不動産探しだと思いますが、いかがなものでしょうか?
それでそれを見つけるのが、工務店などと同様にむずかしいといえます。
この 不動産を探す前にもっと不動産屋を知ろう!
を最初から読みたい方は 資料請求を!!