では、皆さんが気になる1棟まるごとすっからかんリフォームの工事の流れ
皆さんがこれまで住み慣れた家には、愛着がありますが、安全性や快適性、機能性に不満や不安があるので、まずは解体をする事になります。こちらの解体は、建替えの場合とは違い、使えるものはできるだけ残しながらの解体となりますので、機械でのいっきの解体ではなく、手壊しがほとんどとなります。
ひとこと解体といっても 内壁だけを解体する場合や外壁まで取り除く場合もあったり、屋根は、リフォームしたばかりなのでそのまましようする事を希望する方もあったり、過去に雨漏れもしたので屋根も解体する方もおられます。
すっからかんの丸裸。内壁だけ取るとこんな感じです。
外壁も屋根もとると、まさしくスケルトン状態で、新築でいえば、上棟した状態と同じです。
ここまで解体すれば、どの部分の傷みが激しいのか、どこが悪いのか、どの構造材が使えるのか、どこを補強しないといけないのかなど手を加えなければいけないところがわかります。
希望されれば、第三者の検査機関にチェックしてもらい、検査報告書を提出してもらえます。
補修や補強、修繕をしっかりとしていきます。壁については、面剛性を高めて、耐震性を向上させます。ここでは、現場で感じる事は、大工さんの技術力。これには感謝するばかりです。
基礎については、期待できない部分や使えない部分は、新しく基礎をつくって、新しく柱を添えて構造体を補強しておきます。
土のままの土間には、湿気が上がらないように防湿コンクリートを施工して対策します。
新築と同様に防腐防蟻処理もおこないます
(既に防腐防蟻された構造材を使うこともあります)
断熱材についても、性能を考慮した上で予算に応じて選べますのでご安心できます。
内装仕上げについても、クロスでもいいですし、塗りでもいいですし、部屋によって使い分ける方も多くおられます。