私の家ができるまで その9

選り取り見取りでもないものです。
あなたのご家族の家づくりのイメージがしっかり固まれば、誰と建てるか?
実は、これがとても大切なポイントである事が、家づくりをした後に気づかれる方が多いものです。
住宅業界のプロたちは、よく建て主のことを十人十色という言葉を使いますが、実は、そのプロも十人十色 三種三様なのです。
リフォームだけを得意とする会社や鉄骨工事だけであったり、自然素材しか使わなかったり、加盟しているからと言ってある特定の工法のみしか提案しなかったり様々です。
その家づくりのパートナーとして、ハウスメーカーや住宅会社、工務店や建築家、リフォームに至っては、リフォーム会社や設備会社に内装工事会社などまであります。
この中でも、建築家は設計者でありますので直接、家を建てるわけでもないことはご理解できるかと思いますが、いずれにしても、あなたの家づくりのパートナーはこれらの中の一つとなります。
例えば、時間がない、早く建てたい!という方で商談に関して、スピードを求めている方の場合は、ハウスメーカーなど企画住宅を提案する住宅会社が適正であると言え、丁寧にプランづくりからする建築家や数十ページの見積もり明細書をつくる工務店などに相談されると、時間がかかるので歯がゆく感じるかもしれません。
逆に無垢材など自然素材を使う家づくりを望まれている方の場合は、ハウスメーカーは適正でないともいえ、木造で建てたい方が、鉄骨の工法を得意としている会社にご相談されると相反する木造のデメリットばかりをあなたに伝えて、なんとか鉄骨で建てることを推奨してくるので、きっと不安を感じたり、不快な家づくりになるというものであったりします。

モデルハウスや見学会ですぐに決めない
何気なく行った住宅展示場のモデルハウスに何気なく入ってみた住宅会社の営業担当者が、その後訪問してきて、その結果その住宅会社で家づくりをされる方が未だにおられたりします。
また最近では、広告色の強い住宅雑誌を見て、いい事ばかり書いてあるので資料請求をして…というケースも多いようですが、雑誌なので記事のように書かれていますが、実は、それも高額な費用を出しての立派な紙媒体としての広告宣伝であり、それは宣伝という括りでは、住宅展示場と何ら変わらないもので結局は、売り込む手法が違うだけであったりします。
最近では、中小の工務店が大手のハウスメーカーの真似事をした営業手法を覚え、見学会なども積極的におこなったりしていますが、ある意味売り込む場としては、モデルハウスと同じで、偏った情報を発信して囲い込むための洗脳の場となっているものです。
いずれにしても、どれもこれも〝ご縁〟と言えばそうなのですが、せっかくの高額な買い物であるので信頼できる仕組みでない限り、比較検討されることをお勧めします。
また見学会を上手に活用するコツは、ご自分の広さや高さの感覚を養い、色々と勉強をするという意識で見に行かれればいいのであって、モデルハウスのように見学会に行ったからといって、結局売り込まれる言葉を鵜呑みにして安易にその会社に決めなければならないという意識はしなくていいものなのです。

様々な要素から相手を絞り込みます。
提出された誠意ある資料を見て、見学会やモデルハウスで何かを感じて、雑誌などで学んで、あなたのご家族がこんな家を建てたいなぁ〜というイメージがある程度イメージできたら、次にパートナー(依頼先)の絞り込みとなりますが、あたりまえのことですが、これらは、あなたが希望する家づくりができる可能性がある会社の中からを絞り込んでいけばいいのです。ここで、建てたい家に近いイメージの家づくりの実績がない会社に依頼されない事です。
でも、初期提案の段階でプランが悪い、営業力が弱いからといってその商談中の会社をその段階で断るのは、その先のいいかもしれない要素を見ないで事になりますので、とてももったいないと感じることがよくあります。
その要素とは、見積内容や書式、価格も魅力で施工力もアフターメンテも優れている会社なのに、プランだけで良し悪しを判断してその先も見ないでお断りするケースなどは、特にそう感じます。
しかし、残念ながらこれまでの家づくりでは、これは仕方がないともいえるのです。これは、消費者側にすれば、できるだけ見積もりまで見たいというのを感じていても、プランの段階でどこかの会社にある程度絞らないと見積もりで大変な手間を取らせてしまうということを感じるからなのです。
しかしプロ側とすれば、これらを逆手に取り、結果的にイレギュラーなものに対応しにくい簡易積算にしてスピードを売りにしたり、概算だけで自社に絞り込ませ、正式見積もりの時に価格を吊り上げるようなこともされる会社もあったりしますますのでご注意を。

契約前でも沢山のことをチェックする
家づくりを進めるにあたり様々なことをチェックする必要があります。商談中の会話や提案されたプラン、見積もり明細や契約内容にアフター対応と適正価格。
信頼しているからノーチェックというのは、あまりにも粗雑で、これまで打ち合わせした内容が、図面や見積もりなどに盛り込まれていないことなどがあれば、結果的に別途や追加などが発生して高額な買い物となってしまうことにつながったりしますので避けるようにしましょう。
とはいうものの、はじめての家づくりで何をどうしてチェックしたらいいのかわからない書類や図面などが多かったりします。
実際にちゃんとした見積書などは明細などもありますが、全ての項目に関して、項目と単価と面積や本数が掛けられて価格として計上されるものです。大きな買い物なのでどんぶり勘定などあり得ないのです。これが基本。
つまり、家づくりというのは、工事過程において全てに費用がそのように蓄積、つまり積算されていくもので、わからないからお任せなどしないで、できるだけ図面や見積もり内容を理解するようにするようにしましょう。
これは、ハウスメーカーなどに多い1枚見積のどんぶり勘定タイプの簡易見積で1式表現が多い見積もり書ならなおさらのこと細かい点を確認しなければいけないものなのです。
その1式について、あなたが思っている1式と売る側が都合よく思っている1式が違うもので、くれぐれもそれらを図面か書式で確認するように心がけることを意識することが大切であります。