【005】何からはじめる?チラシで見つけた会社に・・・?
新聞を毎日購読されている方なら感じている事かと思いますが、いまだに毎週土日に沢山挟みこまれるチラシですが、その半分以上は、不動産関係であり、中でも最も立派なチラシは、大きな区画の分譲か新築マンションのチラシであり、よく目にするのは、大手・中小の仲介をする不動産屋のチラシであったりしますので、今の時代は、配布されるチラシも減り、その中でもリフォームのチラシも以前よりかなり少なくなり、新築や建て替えのチラシなども大阪市内では少なく、一部の住宅営業系の某○○ホーム以外はあまり見かけなくなりましたが、おそらくこの流れは、これから先もずっと続くと思われます。
その理由は、単純に新聞購読者が減り続けており、同時にチラシを配布しても反応がない、つまり費用対効果が悪いからなのです。
新しくチラシを20万部制作して配布すれば、少なくとも100万〜200万の費用がかかりますが、昔はそれだけ配布すれば、10件以上程の問い合わせなどがあったのに、今では1〜2件と少なくなっているのですが、これらも所詮問い合わせ数であり、契約件数ではありますが、このような費用対効果が現実ですから、次第にチラシ配布する会社がいなくなるのもあたりまえなのですが、もしあなたが経営者の立場とするならば、チラシによる宣伝が効率的と考えて、ずっと継続されるでしょうか?となります。
だからこそ、この反響を少しでもあげるためにどうするのか?となると、チラシを見た人がすぐにでも飛びつくような興味を持たせる掲載内容で告知しなければいけませんが、それがいわゆる新築や建て替えでは、〝解体費用100万サービス〟や〝坪●●万円〜〟での坪単価の表示となります。
もちろんその表示されている価格は、その価格だけでできるというものでもなく、万円〜(から)であり、標準仕様で建築本体工事であったり、その会社がその価格になるように都合よく〝標準〟という括りやルールにしただけであり、あなたが思っている〝常識範囲での標準〟であるとは限らないのですが、ここがポイントであり、あなたが、たったその価格でできる!と思って問い合わせても、あなたが希望する住宅価格は、ハナシを聞けば聞くほどその値段があがっていくことになります。
しかしながら、これまで〝もう騙されないぞ!その手には乗らない!〟という情報も何らかのカタチであなたのところに既に届いているので、そういうチラシが手元に配布されても、誰もすぐには反応しないという結果になっていますが、逆にいえば、それでも高いコストをかけて、高いリスクを負って、チラシを配布続けている会社は、ある意味危険信号の会社かも・・・とも言えるのです。
仲介を専門とする不動産会社のチラシに関しても、いきなりチラシを見て電話をしないで、その会社のホームページをまず見るようにすれば、その会社の真面目さや姿勢などあなたは感じることができるでしょう。その時にあなたは、ゆっくりとその会社にメールなどで問い合わせをしてみればいいのです。(ホームページすら持たない不動産会社がいまだにあります)
ですので、建築条件付きであってもそうでないように見せるチラシもありますので、土地から探す方も、建替えであっても、リフォームであっても、少しでも反応をあげるために、おいしそうなニンジンをぶら下げる手法のチラシには、皆さんもくれぐれもご注意ください。
もちろんこの理屈は、雑誌などでも同じで、掲載されている実例写真と掲載されている坪単価などの工事費用は合致していないのでご参考まで。
具体的な家づくりについてのご相談は・・・