基本姿勢と会社概要
経済的で楽しい家づくりができるはず!?
1995年、息子が生まれて2日後でまだ病院にいる時に起きた阪神淡路大震災。これまで自分が慣れ親しんだ街の光景が、戦争後のような悲惨な景色となっていた一方で、この大惨事がきっかっけで、日本にボランティアという意識が受け付けられ、サラリーマンをしていた私も、これまでの知識と経験を活かして何かができないだろうか?という意識が芽生え始めた時期でもあります。
それが、客観的な第三者の立場での家づくりの無料相談窓口であります。その告知を住宅雑誌に小さな記事を掲載した途端に問い合わせが増え、予想以上に色々な方の現実的な悩みの声を聞くことができました。
「プランは、これでいいのだろうか?」
「建築家に頼むときは、どう選ぶ?」
「見積書の良し悪しがわからない!」
「こんな工務店に依頼してもよいの?」
これらのご質問は、ほんの一部でありますが、これらのように現在の住宅業界は、買主であるが素人でもある消費者に対して、わかりやすくとも親切とも言えなくて、どちらかというと売る側がやや〝上から目線〟であり、家づくりそのものの流れや仕組み、不動産購入についてまでもがブラックボックス化していて、判断つかない、わからないまま選択肢が限られてしまっている現実が見え始めました。
私自身がこの住宅業界に長い期間携わりながらも素直に感じたことは、この業界は、あらゆる企業が30年も前から〝顧客満足だ!CSだ!〟といいながらも、消費者が “はじめてで何もわからない〟ということを逆手にとり、供給し続け、ここ最近では、売り込みや洗脳により工法やシステムなど過剰仕様となる家づくりをするように仕向けられ〝自分なりの経済的な(身の丈にあった)適正価格の家〟というより、業界内での広告宣伝合戦に伴う売上や利益を最優先する私利私欲な家づくりが推奨される売り手ペースの仕組みとなっています。
もちろん企業として、利益や売上を追求することは理解できるのですが、それぞれのお客さまに対して適材適所の家づくりを考え、それらは、販売経路を長くして上乗せしていくばかりではなく、他業界の様にできるだけ無駄を省いていい質の良い住宅を経済的にご提供できるような仕組みづくりを追求した上で満足度もクリアしてほしいものです。
発注者でもあり、建て主・施主でもある消費者とすれば、ただ素直に純粋に〝良い質のものを無駄なく経済的な家づくりをしてくれる会社を選びたい!〟だけなのに、ポイントでのチェックや判断ができないために結局は、売り手側の窓口である営業担当者の人柄だけでしか判断して依頼する会社を決めることになったり、どれだけ職人への教育が行き届いていて、どれだけ価格力や施工力が良くても、会話下手や提案力やプランニングがダメであれば、その会社とはご縁がなかったり、逆に口が上手でプランがよければ、価格が高くて施工や姿勢も悪くても、その会社との家づくりが始まったりする不思議な家づくりとなっております。
また、お客さまとの出会いのために零細・中小会社である工務店などにとって、高額な加盟金が必要なフランチャイズがあったり、それでもまだ提案や営業合戦が繰り広げられるだけの雑誌などへの高額な掲載費用なども全て住宅価格に反映され、結局は家を建てる人が負担することになります。
一方で建築家であっても、正論?をいいながらも、やはり自らが〝契約〟に向けて、批判や言葉などで仕向けていくようにしなければなりませんから、これらの家づくりについては、もちろん予算ありきなので、はじめての家づくりをされる方には、わかりにくいので最終的には、わかりやすい〝営業マンの人柄〟や〝価格〟という判断基準だけで依頼先を決めて契約される方が多くなったりしています。
しかも、この住宅業界のプロ達がこれらの契約を焦るばかりに、無理な商談や工期となったり、仮契約後の追加工事やオプションなどが増えたり、それらの費用が相場よりも割高に見積もりされたり、仮契約した後で商談段階とのハナシが変わっていたりして、予定外に追加や変更が増えて、最後には、不安や不愉快になったり、想定外に価格が高くなったり、無駄が多い家づくりになったりして、アフターメンテもろくに対応しないので、満足できない家づくりとなる方が沢山おられるようです。
これら全て消費者は、最初からとても純粋に無駄のない経済的ないい家づくりを考えているのに、その環境を整備しなかればならない供給側が、競合排除や契約を目的とする家づくりになっているからであり、家づくりに関わるプロたちも、消費者と同様にきっと〝良い家づくり〟を純粋に楽しみたいはず。
しかし、どのホームページを見ても、プロたちが〝人生で最も高い買い物〟といいながらも、それぞれの立場上、少しでも高利益・高売上になるような仕組みの中で、競合先を排除するための様々な営業テクニックだけを磨き、いつまでたっても、消費者のためにその家づくりをする環境は、一向に改善されないままなので、なんとかして、消費者も供給する側も満足して喜ぶ、無駄・無茶のない、無理もしないで、楽しくていい家づくりができる環境をつくりたい!と仕組みを考えはじめたのがサポート&相談室のきっかけであります。
家づくりをするプロもそれを依頼されるお客さまも、眉間にしわを寄せた疑心暗鬼の家づくりをするのではなく、笑顔で楽しく納得できる〝3方良し〟の家づくりを・・・ということで、賛同していただく住宅業界の関連会社の皆さんの協力により、このハウスネットの家づくりサポート&相談室を運営しております。
三方良しの家づくり
皆さんのまわりの親しい友人や仲間にもきっと、これまでの家づくりのご経験で不愉快な楽しくない家づくりをした方がおられると思います。それらは、おそらくその経緯で間違った選択や何かが違うからであり、買う側(依頼する側)と売る側との知識と経験のギャップをどうにかして埋めなければいけないものなのです。それが、ハウスネットの役割と思っております。
◎これまでの経験を生かして皆さまに還元し貢献する。
◎業界のこれまでの家づくりの仕組みを変える。
◎嘘をつかない、騙されない家づくり。
◎その結果、社会貢献になる。
経験もなく、何もわからないお客さまをサポートして、住宅業界の真面目で前向きな方々のご協力を得ながら、現在の家づくりの数ある問題点から逃げないで、愚直なまでにこれまでの家づくりの流れや仕組みを変えながら社会貢献をする、真心をもって人が喜ぶことをする。それが基本的な姿勢です。
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●2002年(平成14年)4月 大阪ガスグループの子会社の一事業部内で“家づくりのネットワーク”として、新築の見込み客情報の収集、相談受付・紹介活動が試行スタートする。 ●2003年(平成15年)4月 “大阪ガスハウスネットの家づくりサポートシステム”として住宅相談及び建築家・工務店・住宅会社の紹介事業の本格稼働。施工力・提案力の高い登録事業者(工務店・建設会社・地域住宅会社)を募集し、紹介先の登録事業者の拡充化を図り、登録事業者40社に達する。 ●2007年(平成19年)4月〜 大阪産業創造館http://www.sansokan.jp(大阪市中央区本町1-4-5)にて、完全独立に向けて創業準備に入る。 ●2007年(平成19年)7月〜 大阪ガスハウスネットの家づくりサポート事務局の運営も兼ねて、どこの企業にも属さない本当の意味での第三者の立場になるために、大阪ガスグループを離れ、別会社の運びとなる。 ●2008年(平成20年)4月〜 大阪ガスハウスネットを3月末で解散とし、エネルギーなどのしがらみのない客観性をもったハウスネット家づくりサポート事務局(企画・運営/株式会社ハウスネットプラス)を再スタートさせ現在に至る。これまでの家づくりのご相談は、2014年03月で累積6000件を超える。 ●2009年(平成21年)11月〜 現在の家づくりの問題点である設計・プランニングや価格に関して、明確にかつスムーズにおこなうために家づくり紹介システムであるハウスネット家づくりサポートとは別に、正直価格=適正価格で、価格が見える身の丈ハウスとして家づくりパートナープロジェクトを本格開始 ●2015年(平成27年)5月〜 これまで長い期間不動産会社の提携先を探し続けてきましたが、対応の悪さなどから安心して紹介できる会社は見つからず、同時に住宅過剰供給・空き家問題・土地中古探しなど不動産業界の現在の問題点にも直面したので宅地建物取引士の資格を取り、不動産業登録を開始した。 ●2018年(平成30年)5月〜 長い期間、蓄積してきたネットワークの構築により、東京に事務所を持つ設計事務所の協力により、全国的に最も対応が悪い会社が多い東京エリアでも、より具体的な相談窓口として対応できるように開始させた。 |
■ 会社概要
◇会社名 株式会社ハウスネットプラス ◇設立 2007年7月11日 ◎企画販売促進・コンサルティング業務 以上の項目に付帯する業務 ◇ 家づくりプロデュース ●身の丈ハウス家づくりプロジェクト ●ハウスネット1000(企画住宅型)
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